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I hear a new mountain

by GORGE.IN

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about

Followed by English translation

「人類は”山”を聴くことはできるのか?」

この問いに答えようとする試みがこのGORGE.INコンピレーションアルバム「I hear a new moutain」である。

サウンドデザイナーのTwoth(スダシンイチ)氏が、山から切り取って下界にもってきた音を素材に、38組のアーティストがその人間の知性と野生を最大限に使って、「山」を音の波の中に描いている。日本は北は北海道から南は沖縄まで、さらにアメリカ・ニュージーランド・プエルトリコなど世界各国からも参加した。
gorge.in/2023/06/i-hear-a-new-mountain/

その音楽は3時間近くに渡り崩壊と再生を何度も繰り返しながら、優美な稜線を世界に描き出す。人の意図から離れた、自然のシステムへと稜線は続いている。そのマウンテンスケープに、あなたはどんな感情を持つであろうか。我々は何をそこで聴くのだろうか?


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Twoth(スダシンイチ)よりコメントをいただきました。
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あの日、私は宝登山から様々な音を頂いた。

登頂日は天候にも恵まれ、頂上では透きとおるような淡い黄色の花を咲かせるロウバイの花に迎えられた。

普段は、フィールドレコーディングやサンプリングした音を素材に音楽製作する私が、今回のコンピレーション・アルバムでは、自分自身がサンプリングされている気分になった。

宝登山から頂いた音なのに、フィールドレコーディングした音は、私の一部のような感覚になってしまい、サンプリングされると様々な違和感が生じた。

その違和感は、各楽曲を聴いている時に、私がフィールドレコーディングした音が出てくると、録音時の宝登山の記憶や情景が急に呼び起こされ、それがトリガーとなって「山の音は一体誰のものなんだろう?」という問いに悩まされることになった。

こんな経験は初めてだった。

そして、同時に、「山を聴くことなんて人間にできるのか?」という問いにもぶつかった。

音楽を作る時は孤独である。

このような問いと向き合いながら、禅問答を繰り返すように音を磨く。

ゴルジェを制作することは山登りや沢登りの体験のようだった。

今回集まったコンピレーション・アルバムを通じて、インターネットにはない、あるがままの宝登山を新たに感じることが出来た気がします。
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「フィールドレコーディング入門」などの著書で知られる、音文化研究者・柳沢英輔さん(※)より、Twoth(スダシンイチ)へのメッセージをいただきました。
www.eisukeyanagisawa.com
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僕はフィールド・レコーディングを素材に「音楽」を作っておらず、環境音を加工した音楽だとアンビエントやドローンと呼ばれるようなものを聞くことが多いので、打ち込み主体の曲に最初は戸惑いましたが、音の質感やループの感じが好みだったりして、新鮮に聴きました。山の音を素材として作られたこれらの楽曲に宝登山という場所に対する敬意や愛着のようなものが感じられるかなどと考えたりもしましたが、そもそもトラックの制作者は行ったことのない場所なのだろうから、そのようなことを考えるのも野暮なことだと思いました。スダさんの「フィールドレコーディングした音は、私の一部のような感覚になってしまい」という経験は私もあります。人前で自分の録音を聴いてもらうとき、別に私が作曲したわけでもないのに、妙に緊張するのです。それは私自身が録音された音の中に投影されているからなのかもしれません。だからこれらの楽曲にも宝登山という場所だけでなく、スダさん自身がバラバラになって刻み込まれているのだろうと思いました。

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Can mankind hear the mountains?

The GORGE.IN compilation album "I hear a new moutain" is an attempt to answer this question.

Sound designer Twoth (Shinichi Sudha) has taken sounds from the mountains and brought them down to the earth, and 38 artists have used their human intelligence and wildness to the fullest to depict "mountains" in the waves of sound. The artists came from all over Japan, from Hokkaido in the north to Okinawa in the south, as well as from the United States, New Zealand, Puerto Rico, and other countries around the world.

gorge.in/2023/06/i-hear-a-new-mountain/


The music repeats over and over again, collapsing and regenerating for nearly three hours, depicting graceful ridgelines to the world. The ridge line continues into a natural system, far from human intention. What kind of feelings will you have for this mountainscape? What are we listening to?

credits

released August 8, 2023

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GORGE.IN 東京都, Japan

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